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Text File
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1995-08-10
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3KB
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94 lines
コマンド起動型 簡易SMFプレイヤー
SMF EASY PLAYER ver 3.0
presented by 心之介
♪概要
FM-TOWNS用のコマンド・コンソールから実行する,
フォーマット0と1に対応したSMF簡易プレイヤーです。
フリコレ10に応募した物の,上位バージョンです。
今回は,ファイルサイズが65535バイト以上のSMFも
読み込めるようにしたので,EXP版は不必要になったので,
EXE版のみの収録となっています。
♪必要機器
FM-TOWNS本体
MIDIカード
(ただし2代目専用のMIDIカードFMT-401には未対応)
♪動作確認
FM-TOWNS UX20+Towns OS V2.1
T-BIOSを一切使用していないので,TOWNS上であれば,
MS-DOS上でも多分動作するとおもいます。
♪使い方
コマンドモード(コンソール)から,起動してください。
SMFEP <-[option]> ... <play file>
と入力します。
オプション:
-r 1曲リピートです。
-m GMシステムオンのメッセージを送信してから演奏します。
-s GSリセットのメッセージを送信してから演奏します。
-p[PORT] MIDIポートを指定します。このオプションがないと,
ポートAから送信されます。
MIDIポートはAからHまでです。
(例)TEST.MIDを演奏する場合
SMFEP -pA -r -m test.mid
またオプションは以下のようにまとめることもできます。
以下のコマンドでは,上のコマンドと同じ動作です。
SMFEP -pArm test.mid
何かキーを押すと演奏を中断します。
♪フリコレ10版からのレベルアップ箇所
・64Kの壁をこえて,おおきなファイルも読み込めるようにした。
・フォーマット1で,以前は128トラックまで読み込めたのだけれども,
64トラックしか読み込めなくなった。(これは,レベルダウン)
・読み込みスピードが遅くなった。(これもまた,レベルダウン)
♪最後に
タイマーを監視しないで,演奏しているので,
安定した演奏は期待できません。
少しでも重いデータがあるともたつきます。
まあ,このプログラムを作った当初の目的は,
拙作のMMLコンパイラ[M2]で作成したSMFの試聴のために,
HEatの中から起動したい,でした。
僕はCコンパイルなど,ほとんどHEat上で作業しているからです。
実はこのプログラムの機種依存箇所は,MIDI I/O ポートアドレス
だけなんです。
時間はソフトウェアで測定しています。(かなりいいかげん)
ソフトウェアでミリ秒単位の時間待ちが可能だと知ったのが,このプログラム
を作るきっかけでした。(本当は,TOWNSのハードウェア割り込みとかの
資料がなっかただけなのですが。)
それから,前よりもファイルを読み込むスピードが遅くなっているのは,
読み込んだデータを,farヒープ領域にわざわざ転送しているからです。
技術不足です。
●このプログラムは LSI C86 試食版 で作成しました。